エレベーターの中で・・・
どうも。
笑ゥサラリーマンです。
今回のお話しは、昔にクレーム対応で起きたエレベーター内での出来事です。
どんなに怒っていても、人はやはり恥ずかしい場面の時は何とか誤魔化そうとするものです。
現場で起こった品質クレーム・・・それはそれはお客様も、超お怒りでした。
女性のお客様ではあったのですが、かなりヒステリックな感じで甲高い声を出され、二度と怒らせたくないと思うほどの攻撃的な方でした。
女性『何を考えてるの?あなたたちは!?』
笑ゥ『大変、申し訳ありません。』
女性『現場の方たちは仕事をする気があるの?あなたの立場から見てどうなの?』
笑ゥ『本人たちも一生懸命はやっていると思いますが、至らない点は私の監督不行き届きです。』
女性『じゃあ、今回の事はどうしてくれるのよ!!!!?????』
笑ゥ『再度、手直しという事で作業には入らせて頂きたいと考えております。』
女性『それで?それだけで許せると思ってるの?』
笑ゥ『先ずは、現場をきっちりとした上でお話しをさせて頂ければと・・・』
女性『また、私の時間を奪うの!?あなた何様なの!?』
笑ゥ『そんなつもりはありません。ただ、先ずはサービス業として、ご提供する内容を見て頂きたい一心なのです。』
女性『上のフロアの仕上がりは見たの?』
笑ゥ『いえ、真っ先にご挨拶にこちらの事務所に足を運ばせて頂いたので、まだ全フロアの品質確認は出来ておりません。』
女性『じゃあ、上から一緒に私が気になる個所を伝えるから見に行きましょ!』
笑ゥ『畏まりました。お時間取らせてしまい申し訳ありません。』
・・・エレベーターで1階から5階へ・・・
エレベーターを呼ぶも、中々1階に降りて来ず・・・
笑ゥ『(遅)』・・・『(気まず)』
女性『こんな事で私の時間を取らないで欲しい。ホントにもう・・・』
笑ゥ『申し訳ありません・・・』
女性はかなりお怒りでブツブツ言い始めました・・・
ようやくエレベーターが来て二人で箱の中に・・・
5階のボタンを押して、ゆっくりドアが閉まりました。
すると女性のお腹の音が・・・!?
『ぐぅ~~』
笑ゥ『!?・・・(お昼前やもんな・・コントみたいな音やな・・・)』
『ぐぅ~~』
笑ゥ『(メチャ鳴るやん)』
『ぐぅ~~』
笑ゥ『(・・・ヤバい・・・面白くなってきた・・・笑ったらヤバイ)』
女性『ん~~ホンマにもう!』
笑ゥ『!?(お腹の音を「ん~」言うて誤魔化した!?)』
女性『ほんっまに~最悪やわ・・・』
笑ゥ『(ホンマにのセリフにお腹の音被せてきた!?ほんっまに~ 言うてるやん)』
エレベーターが遅いのもあり、私たち二人にとっては地獄の時間でした。
女性はあれだけキレてるから何とか誤魔化したい。
私は怒られているから何とか笑わない様にしたい。
二人の戦いは短い時間の中でしたが、とてもとても長く感じました。
5階に着いた時には、お互い検討を称えるかの如くで、女性もさっきまでの熱量は無く現場だけ確認して直ぐに問題解決となりました。
いやぁ、私の粘り勝ちですね。
ではまた・・・